高校卒業後の未来や取り組んだ。不定、
もともと大学進学は頭になかった。
高校入学して全国共通テスト?の結果をみて
大学は無理だなと思った。高校を卒業できれば良いと思った。
高校を卒業して2年間は、テレビを見たり、街をブラブラして浪人生とニートでいたが、たまたま家族で食事をしていると父親が通信制の大学があるから、一度会場に行ってみないか、と言われた。
とりあえず新聞に載っているよ、と言われたので新聞を見てみると、通信制大学の一覧が載っていた。
読んでみると合同説明会があるので、予定が空いていたから行くことにした。都内のある高層ビルに行くと数十箇所の大学の職員らしき人たちがブースにいた。
いくつかまわったが、よく内容がわからなかった。入学案内の封筒をいくつかもらって帰った。
家に帰って数カ所の入学願書の中身を見てみると、頭に入ってくるのは、学費だけだった。
その中で一番学費が安い大学を選んだ。その他は、自宅から通えるところが決めてだったと思う。
正直半信半疑だった。本当に通信教育で大学を卒業できるか、実は、まったく違う可能性もあると考えてしまった。
書類を記入して、学費を支払うと後日、学科書が
送られて来た。来たけど、何から始めれば良いのか分からず、半年間くらい、そのまま放置していた。
正直、学力がない自分が通信教育でも大学の勉強をしていいのか考えてしまったことも事実だった。
将来のことも考えるべきだったが、高校卒業から多少引きこもりで前に進むのが怖かったのか、なかなか行動をすることができないでいた。
親や親戚たちにも心配されるようになった。
おそらく通信教育部の本部やハローワークに直接行けばよいと思うのだが、目的もなく生きていくのがマズイと思ったこともあり、なぜか部屋で学科書を開いていた。
学科書を開いてみると、よくわからなかったので、学習ガイダンスを見ていた。
学習ガイダンスには、通信教育の心構えや単位のとり方などが記載されていた。
大分、大まかに読んでから、レポートを書いて通信教育部?に郵送した。2週間くらいして返信されてきた。
大学には、単位を取らなければいけなかった。単位をとるには、いくつかのやり方があった。
おそらくレポートの課題を2つ合格すれば、科目試験を受ける権利があった。
各科目の試験時間割があって、試験を受ける時間割がバラバラに振り分けられていたので、受ける日にちによって、時間帯が違っていた。
最初は、どう受ければ分からず悩んでしまったが、とりあえず受けてみた。結果は忘れてしまったが、取れることがわかった。
試験で単位を取ることができない科目は、スクリーングと言って5日間くらい?、直接大学か通信教育部に行って講義を受けて、なおかつ試験が受かればれば単位を取れた。
ただスクリーングは、一科目の半分しか単位が取れないので、2回受けないと単位を取ることができない。
自分の場合は、大学がほぼ全国にあったので、福島県や宮城県、栃木県、茨城県、熊本県に行って単位を取りに行ってしまった。たまたま教授の人たちや講義に恵まれたおかげもあり多分、単位を取れたのではないかと思う。
他にも1年間くらい大学に通学するスクーリングもあったが、お金がかかるのと、ほぼ毎日、通学して人と接するのが苦手なので、やめた。
卒業論文は、3年生の冬あたりから約1年間、個人指導を受けた。
卒論の題名は、何にするか決めなければならないことを受けたが、正直色々とわからないのと題名に対して細かく内容を突き詰めてない?からやり直したこともあった。
題名が決まっても何章か大まかにに分けるのにも苦労してしまった。
内容を書く資料を集めるのに大学図書館や地元いくつかの図書館、国会図書館などに、ほぼ毎日通っていた。
当てはまる資料があるば、ひたすらコピーしたり、ノートに取っていた記憶があった。
資料が集まって、書いたのはいいが、論文というより色々な資料の文章を繋げて文字数を稼いでいた。
当時は、原稿用紙かパソコン内のアプリwordで入力するか選択できた。
原稿用紙で書いたが、やや枚数が少なかったらしかったが、なんとか単位を取ることができた。
大学の単位は、幸い多くの教授たちの講義があったので、その人たちから講義を受けられて取れそうな科目だけをほぼ取れたことは良かったかもしれない。
ただ個人で学習してしまったので、卒業するのに年数がかかったり、余計な単位を取りすぎてしまった。
他の同大学の学生たちや大学事務所、相談にのってくれる場所で卒業に必要な単位のとり方や学習方法を教わるべきだったと思う。
2002年採用時の就職活動に関しては、4年生になり始めのときに、某会社の役員?がきたり、大学指定の履歴書をもらって書いたけど、今振り返ると、某会社や業界にこだわりがなければ、どこかしら採用される感じだった。
ただ某会社に入社しても勤務し続けるかは、わからないので、とりあえず企業説明会や面接などである程度、聞ける範囲で各担当さんたちや社員さんたちに内容を確認したほうが、入社した時に多少、違いがないかも知れない。
OG訪問は、人と接するのが苦手だったので、全くしなかったが、もしも可能なら希望する業界や会社に勤務していたり、以前、勤務している人たちに聞いたほうがより生きた情報だった。
ただ、生きた情報もこれから色々と考えるための参考や助けになる場合もあるけど、逆も場合あるので、知り合いに勤務している人たちの情報は、いい意味で判断したほうが良いかもしれないと思う。
ちなみに自分の場合は、合同企業説明会に行った後日に卒業後の勤務先から夜に電話がかかってきて、説明会に来ないかと言われて行って、数回、面接して卒業式の日の夜に採用されてしまった。
就職先が決まったのは本当に運が良かったけど、会社における配属先の雰囲気や仕事の流れを聞かなかったので、ちょっと失敗だらけだった。
大学通信教育を卒業できたおかげで、就職できたこと、職場や世間体、スポーツなどの話で得した部分もあるし、ある意味、人生を歩むという意味で損した部分もあるので、結局は微妙だった。